AirTagsに取り付けるベース その1(US2020/0337162)
AirTagsに関連する特許出願2件が公開されました。
明細書のページ数が282の大作です…。そこで、Appleが権利化を狙っているところ(クレームしているところ)を中心に読んでみました。
特許の内容
タグに取り付けるベースの内部構造についての特許出願です。
ベースに電源ケーブルが接続されています。タグにはボタン電池が内蔵されています。
ベースの掛け金を使って、タグとベースを接続します。掛け金なので、タグとベースは自由に取り外しできます。
ベースには2種の電極があり、1つは接触部の周囲にあり、もう1つは接触部の上面にあります。DC入力の場合、周囲の電極が正電極、上面の電極が負電極になります。
ベースには、外部と内部をつなぐ貫通孔があり、内外の気圧差を小さくすることができます。防水性の膜を貫通孔に貼り、水の侵入を防ぎます。
製品の予想
・AirTagsは充電できる。当たり前か…。
・充電方法は、ワイヤレス充電でなく接点式。
書誌事項
出願日:2019/9/26
3つの仮出願 62/835469,62/855768,62/894640 を基礎にしています。
発明者:Perkins; Ryan C.; (San Francisco, CA) ; Thompson; Paul J.; (San Francisco, CA)