Apple Fitness+ で自分と同レベルの人と競争する (US2021/0252337)

Appleのフィットネスサービス「Apple Fitness+」が2020年12月14日から開始されました。

Apple Fitness+12月14日サービス開始、iOS14.3は近日公開 - iPhone Mania

 

2021年8月19日にApple Fitness+絡みの出願が6件も公開されたので読んでみました。

 

US2021/0255826 ワークアウトに合う音楽を再生してくれる発明
US2021/0255758 トレーニングメニューを提案してくれる発明
US2021/0255747 ビデオコンテンツに達成度を重ねて表示
US2021/0252369 ディスプレイとApple Watchの距離に応じて?(特許読み込み中)
US2021/0252341 トレーニングメニューを提案してくれる発明
US2021/0252337 自分と同レベルの人と競争する  本記事で紹介する特許

 

 

特許の内容

 

ビデオコンテンツ(video content)と、現在の運動強度(workout intensity representation)を画面上に同時に表示します。

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ここで、表示される運動強度は、自分自身の運動強度と、フィットネスに参加しているユーザーのグループの運動強度に基づいて計算されます。

 

この機能によって、自分と同程度の体力(fitness level)、年齢(age range)、体重(weight range)などのグループと比較できます。

 

 

予想される製品

同士と競えるオンラインフィットネス。

 

 Apple Fitness+ のサービスは、すでに提供されています。

Apple Watchに新たにApple Fitness+が登場 - Apple (日本)

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画面も特許の図面と同じです。

 

自分は息があがっているのに、ビデオのトレーナーが軽やかに踊る姿を見ると、惨めになりそうです。でもこの発明のように、自分と同程度の人の比較してもらえると、モチベーションを保てて運動を続けられそうです。

 

書誌事項

 

発明の名称:USER INTERFACES FOR WORKOUT CONTENT

出願日:2020年9月23日(最先の仮出願:2020年2月14日)

発明者: DEVINE; Lynne; (San Francisco, CA) ; ARNEY; Julie A.; (Los Gatos, CA) ; BEDEKAR; Niharika Milind; (San Francisco, CA) ; BLAHNIK; Jay; (San Francisco, CA) ; LAREAU; Brett L.; (San Jose, CA)

公開公報:US2021/0252337